08’市川道場 稽古納め&お餅つき
2008/12/21 (日)
「桜井道場」

 12月21日(日)、朝の9時頃より道場生が続々と桜井道場へやってきました。
 そう、今日は今年最後の市川道場稽古納めと大掃除、そして終わった後にはお楽しみのお餅つきが行なわれる予定なのです。
 全員が整列し入念に準備体操を行なった後、市川師範より「来年に繋げていけるよう、しっかり気合を入れて稽古しましょう!」とご挨拶頂き、稽古納めがスタートしました。 寒さからか最初は気合が小さかった道場生も先輩達からの声掛けや、外で進められるお餅つきの準備を見てか(?)段々とヤル気が道場に満ちていきました。 基本稽古と移動稽古をしっかり行い今年最後の正拳突きへ、凄みある今年一番の気合で稽古納めを締めくくりました。
 稽古が終わってから、先週の審査に見事合格した人達の名前が呼ばれ、市川師範より新しい帯と認定状が手渡されました。皆、充実した表情で次々に受け取っていき、終わってから外で待っている両親へその喜びを伝えに行く子もいるようでした。
 その後一般部はお餅つきの準備を、少年部は遊びたい気持ちを抑え雑巾がけへ。保護者の方にもお手伝い頂いて予定していた正午には全ての準備が整いました。「よし!待ってました!!」と言わんばかりに臼の周りに皆が集まり、待ちに待ったお餅つきがスタートしました。(ペッタン、ペッタン…)次第に柔らかくなっていくお餅と、漂ってくる良い香りに皆の食欲は増すばかりでしたがそれもつかの間、市川師範と川端師範代による迫力たっぷりのお餅つきであっという間に最初のお餅が完成し、各道場ごとにつきたてホヤホヤのお餅をちぎっては捏ねていきました。  最初はうまく丸めることが出来ず、しかめ面をしていた子も、先輩や保護者の方に教えて頂いたりで徐々に上手くなり嬉しそうに周囲へ作ったお餅を見せていました。約30分で大量のお餅が出来上がり、きな粉餅、しばらくしてからお汁粉が振舞われました。  おいしそうに口へほお張り、あちこちで「先生、5個も食べました!」「僕は6個です!」と口にきな粉をたくさんつけてお決まりの自慢大会。その後も、保護者の方や子ども達も加わり、杵を持ってお餅つきへ挑戦、皆が協力してどんどんお餅が出来上がっていきました。  段々と少なくなっていく日本の文化。(道場を通じて子ども達だけでなく大人の方にも触れて頂こう)と企画した今回のお餅つきはどうやら大成功であったように感じました。
 最後に市川師範より「今年一年間ありがとうございました。来年も市川道場、更に精進していきますのでご理解、ご協力の程宜しくお願いします!」とご挨拶され、今年の市川道場の行事は無事終了しました。
 準備、お手伝い頂いた道場生、保護者の皆さん、どうもありがとうございました。来年も冬合宿など様々な行事を予定していますので、皆さん積極的に参加しましょう! 
 お餅つきが終わってから、夕刻より大宮道場に一般部が集まり、いつもお世話になっている隣の鳥八さんにて市川道場の忘年会が行われました。
 今年一年の労を労うと共に、来年に向けての英気を養うべく約30名が集まり、川端師範代による乾杯の音頭にて会がスタート。年齢、道場、果ては国の枠を超えてお互いの経験、考えを話し合い、時に冗談もいれて楽しくも勉強になる貴重な時間が流れていきました。  途中、今年から入門された方が多く、まだ分からない事が多いということで後輩の人から順に恒例の自己紹介へ。今年の感想、来年への抱負と拍手が周囲を包み、先輩の中からは十八番の歌、一発芸が飛び出す場面も(!?) <人前で堂々と芸が出来る人は強くなる!>というのはどうやら本当のようでありました。何はともあれ<黒帯を目指す!><試合で優勝します!>と大きな目標が飛び出した今日、是非とも来年はそれを達成するべく稽古に励んでいもらいたいと思います。
 最後に市川師範より「一年間本当にお疲れ様でした。今日のお餅つきもそうでしたが皆さんの一致団結の力は素晴らしいものであります。来年も一人一人が一騎当千の気迫を持ってして力を合わせて頑張りましょう!」とお話され、今年の忘年会は終了しました。
 来年の今頃は更に一回り成長した自分に会えるよう、来年も気合を入れて頑張っていきましょう!皆さん、一年間お疲れ様でした!


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