12月21日(日)、朝の9時頃より道場生が続々と桜井道場へやってきました。
そう、今日は今年最後の市川道場稽古納めと大掃除、そして終わった後にはお楽しみのお餅つきが行なわれる予定なのです。
全員が整列し入念に準備体操を行なった後、市川師範より「来年に繋げていけるよう、しっかり気合を入れて稽古しましょう!」とご挨拶頂き、稽古納めがスタートしました。
寒さからか最初は気合が小さかった道場生も先輩達からの声掛けや、外で進められるお餅つきの準備を見てか(?)段々とヤル気が道場に満ちていきました。
基本稽古と移動稽古をしっかり行い今年最後の正拳突きへ、凄みある今年一番の気合で稽古納めを締めくくりました。
稽古が終わってから、先週の審査に見事合格した人達の名前が呼ばれ、市川師範より新しい帯と認定状が手渡されました。皆、充実した表情で次々に受け取っていき、終わってから外で待っている両親へその喜びを伝えに行く子もいるようでした。
その後一般部はお餅つきの準備を、少年部は遊びたい気持ちを抑え雑巾がけへ。保護者の方にもお手伝い頂いて予定していた正午には全ての準備が整いました。「よし!待ってました!!」と言わんばかりに臼の周りに皆が集まり、待ちに待ったお餅つきがスタートしました。(ペッタン、ペッタン…)次第に柔らかくなっていくお餅と、漂ってくる良い香りに皆の食欲は増すばかりでしたがそれもつかの間、市川師範と川端師範代による迫力たっぷりのお餅つきであっという間に最初のお餅が完成し、各道場ごとにつきたてホヤホヤのお餅をちぎっては捏ねていきました。
最初はうまく丸めることが出来ず、しかめ面をしていた子も、先輩や保護者の方に教えて頂いたりで徐々に上手くなり嬉しそうに周囲へ作ったお餅を見せていました。約30分で大量のお餅が出来上がり、きな粉餅、しばらくしてからお汁粉が振舞われました。
おいしそうに口へほお張り、あちこちで「先生、5個も食べました!」「僕は6個です!」と口にきな粉をたくさんつけてお決まりの自慢大会。その後も、保護者の方や子ども達も加わり、杵を持ってお餅つきへ挑戦、皆が協力してどんどんお餅が出来上がっていきました。
段々と少なくなっていく日本の文化。(道場を通じて子ども達だけでなく大人の方にも触れて頂こう)と企画した今回のお餅つきはどうやら大成功であったように感じました。
最後に市川師範より「今年一年間ありがとうございました。来年も市川道場、更に精進していきますのでご理解、ご協力の程宜しくお願いします!」とご挨拶され、今年の市川道場の行事は無事終了しました。
準備、お手伝い頂いた道場生、保護者の皆さん、どうもありがとうございました。来年も冬合宿など様々な行事を予定していますので、皆さん積極的に参加しましょう!
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