第8回作文コンクール入賞作品

小学五年生 最優秀賞 倉津 翔馬
         優秀賞  中村 哉斗
          佳作   成岡 巧
                一ノ谷 拓実
                岡室 友雅


『思いやり』 広陵道場 小学五年生 最優秀賞 倉津 翔馬
思いやりとは、かんたんに言えばやさしくする気持ちです。おばあさんやおじいさんなどにやさしくするとそれも思いやりです。電車で高れい者の人に席をゆずる、それも思いやりのひとつです。
学校の中でも思いやりはあります。給食当番をわすれていたときかわりにやってあげる、それもひとつの思いやりと思います。
思いやりは家庭にもあります。母がいそがしい時、おふろをあらったりせんたく物をほしたり入れたりする。それもひとつの思いやりです。
空手でもあります。れんせい大会で優勝できなかったときははげましの言葉を言う、それもひとつの思いやりです。
空手が強いだけでは本当の強さではありません。思いやりがあっていざと言う時、体を張ってだれかをまもれる、それが本当の強さ。


『思いやり』 大宮道場 小学五年生 優秀賞 中村 哉斗
ぼくが思う思いやりとは、相手の気持ちを考えて行動することだと思います。ぼくは、自分がどんな思いやりをしているかなぁと考えると、思いやりをもらっている方が多いなぁと思いました。
ぼくは、学校でも思いやりをたくさんもらっています。例えば、ぼくが給食当番で、食器を二人で運ぶつもりだったのに相手の子が委員会で運べなくなった時、ちがう当番の子が一緒に運んでくれた事とかです。
それに、ぼくはいつもお父さんとお母さんにいろんなことを手伝ってもらいます。ぼくが大変だなぁ、どうしようと思っている時に助けてくれます。逆に、お父さんやお母さんがいそがしい時に、自分からすすんで手伝ってあげられるようになりたいです。それからぼくの弟二人のめんどうを見るのも一つの思いやりかなぁと思います。それは、弟のできない事や弟がやってほしいと思っている事、困っている事を手伝ってあげるのもお兄ちゃんとしての一つのおもいやりだとぼくは思います。
これからも、家ぞくだけでなく、学校の友達や周りの人にもいろんな人に思いやりをもった行動をできるようにしたいです。がんばります。


『思いやり』 広陵道場 小学五年生 佳作 成岡 巧
ぼくは思いやりでピンと思ったのは、東日本大しん災のことを思い出しました。思ったきっかけは病院にねんざで行った時待合室で、東日本大しん災の写真集があってそれを見たら津波におそわれた家族もあった。心配して待つけどこなくて、もう何もできない、食べれないけど、ぼく達世界のみんなが食料をあげたり、ぼ金をして今の東北の人が生きている。中には死んでしまった人もいれば、行方不明になったり、津波におそわれたりして死んだ人もいました。ぼくはすごく悲しくなりました。
工場や家が流されたり、流されなくてもつぶれたりしてて、船が陸に乗り上げて建物に船が乗ってて、一瞬にして全て奪い去った。
これから復興にどれだけの年月がかかるか分からないけど、忘れられないこの出来事は東北の大きな傷となりました。だからこそ死んだ人の分まで生きれる街作りを早くして、働ける環境、勉強できる環境を整えて行くことだと思いました。今自分が生きれるだけでしあわせです。

『思いやり』 広陵道場 小学五年生 佳作 一ノ谷 拓実
思いやりと言う言葉は、最近よく本やテレビでみられる「絆」とちがって、あまり聞いたことがなく、自分でも使ったことはほとんどありません。考えてみると、すごく温かい感じがする言葉です。愛情とはちがうし、感謝ともちがいます。
ぼくは、どんな時に思いやりが必要か考えました。電車でお年よりに席をゆずるのも思いやり。重い荷物を持ってあげるのも思いやりです。
自分たちは、いつどこで、東日本大震災のような大地震に巻き込まれたり、突然病でたおれたりすることだってあります。「親孝行したいときに親はなし」ということわざがあるように、その人にやさしくしたいと思った時に、それができるとは限らないと思います。なくなった祖父や大阪で一人ぐらしをしている祖母などの、身近な人だけでなく、住んでいる町のみなさんや、同じ道場のみんなに対しても、思いやりを持って行動できるようになりたいです。


『思いやり』 大宮道場 小学五年生 佳作 岡室 友が
思いやりとはいたわりの心をもって、相手の立場になって考えること、と国語辞典でのっていました。ぼくはいつもお姉ちゃんとしょうもないことでけんかしています。たとえばどっちかがちょっかいをだして小さなことからしょうもないことで毎日けんかしています。そしてそのたんびにお母さんに「おたがいに思いやりがないのか」と言われます。
ぼくはなぜかお姉ちゃんにだけ思いやりがもてません。なぜかは、わからないけどにくくもなくきらいでもないのにいたわりの心がもてません。そしてお姉ちゃんがいなくなるのもいやです。
これからはお姉ちゃんにもいたわりの心をもってお姉ちゃんにも思いやりをもってしょうもないことでけんかしないようにしていきたいと思います。