第25回錬成大会
2022年9月18日(日) <ロート奈良第二武道場>

優勝 | 準優勝 | 3位 | 4位 | |
幼年の部 | 笠原 咲人 (大宮) | 佐々井 唯翔 (真美ケ丘) | 山崎 好誠 (真美ケ丘) | 中野 一星 (真美ケ丘) |
小学1年生の部 | 西久保 百花 (大宮) | 菅野 泰禅 (松井山手) | 奥田 隆聖 (大宮) | 宮本 楓大 (大宮) |
小学2年生の部 | 中川 航汰 (真美ケ丘 | 平野 颯馬 (真美ケ丘) | 中野 歩星 (真美ヶ丘) | 樋口 絢仁 (真美ケ丘) |
小学3年生の部 | 出原 優太 (大宮) | 芦田 壮吾 (大宮) | 中堀 凱翔 (真美ケ丘) | 西村 仁志 (大宮) |
小学4年生の部 | 増井 庵嗣 (大宮) | 澁谷 瞭 (大宮) | 徳野 遥輝 (松井山手) | 矢野 栞梨 (松井山手) |
小学5年生の部 | 三輪 蒼生 (大宮) | 小林 直太朗 (大宮) | 笠原 颯将 (大宮) | 村上 柚月 (大宮) |
小学6年生の部 | 堀田 陽生 (大宮丘) | 市川 心愛 (大宮) | 石原 愛斗 (大宮) | 中島 永翔 (真美ヶ丘) |
中学生の部 | 市川 尚義 (大宮) | 甘利 咲太郎 (松井山手) | 井上 翔斗 (真美ケ丘) | 磯田 大雅 (真美ヶ丘) |
一般模範試合の部 | 高谷 昌秀 | 〇 判定 × | 菅野 和哉 | |
敢闘賞 | 市川 尚義 (大宮) | 菅野 和哉 (松井山手) | 藤山 楓 (松井山手) | ※50音順 |
ロート奈良第二武道場にて、空手道市川道場 第25回錬成大会が開催されました。
当日は台風の接近もあり、開催の心配がありましたが、皆んなの想いが通じたのか、見事に晴れてくれました。
今回は約90名と言う多数の参加者で、開会式では、不安と期待を滲ませた引き締った表情で、選手達は出番を待ちます。
試合開始早々、各コートで激しい攻防が繰り広げられ、幼年、小学低学年の選手達も、大きな声を出して前に出ます。
出原選手は、決勝までの試合を全て、一本で勝ち進み、圧巻の強さを見せました。
各コート決勝、3位決定戦を残し午前の部は終了。
午後の部は、先ずは道場生演武があり、選手達は試合とは違った姿を、保護者に披露しました。
演武は気合いの入った基本、各帯の型を披露しました。
これまでの鍛錬の甲斐もあり、初めて行う試し割りも無事に成功し、素晴らしい道場生演武となりました。
演武の後は、白熱した3位決定戦が繰り広げられ、会場の熱気は更にヒートアップします。
その後、市川師範による演武が行われ、型・転掌(てんしょう)と、杉板割り、寸勁(すんけい)瓦割りが披露されました。
会場内が市川師範の空気に包み込まれ、その一つ一つの動きに観客は固唾をのみます。
瓦割りではその衝撃により、まさに度肝を抜かれ、ため息が響き渡りました。
市川師範の姿を見て、道場生はまた憧れを強く抱いた事でしょう。
決勝戦を前に、一般部による『一般部模範試合』が行われ、高谷、菅野両選手が、一般部の迫力、漢の意地を見せ、感涙を誘う試合内容となりました。
そして、いよいよ決勝戦。
各クラスの戦いにドラマがあり、勝利にかける選手達の熱い戦いが繰り広げられました。
特に、学生の部決勝、市川尚義選手・甘利咲太郎選手の試合は延長・再延長までもつれ、両選手一歩も退かない、スリリングな試合展開となりました。
一進一退の攻防の刹那、市川選手の会心の右上段廻し蹴りがヒット。甘利選手は膝を付き、一本となりました。
勝敗はつきましたが、試合場で互いを讃え合う両者の美しい姿に、会場から惜しみない拍手が送られ、感動の試合内容で大会を締め括ってくれました。
閉会式では市川師範より敗退した選手達に「辛く苦しく、悲しかった過去も、努力して明るい未来にする事で、良き思い出になります。今を大切にすれば、過去は変えられる。
失敗も成功も、挑戦の向こう側です。これからも頑張って下さい。」とお話しを頂きました。
そのお言葉に道場生・スタッフの心は動かされた事でしょう。
参加した全然手の皆さん、お疲れ様でした。
また、本大会開催に当たり、ご協力下さいましたスタッフ、保護者の皆様方には心より感謝申し上げます。
ありがとうございました。




































